グランドセイコー 61GS 初期モデル 6145-8000 昭和43年 1968年3月製造
■一周回って、やっぱりこれ！ グランドセイコー 6145-8000の揺るぎない魅力と、初期モデルの真価■時計の世界には、流行り廃りのない「鉄板」と呼ばれるモデルが存在します。
その中でも、グランドセイコーの「6145-8000」は、まさにその筆頭と言えるでしょう。
多くの時計愛好家が「一周回って、やっぱりこれに戻ってくる」と語るこのモデルは、いつの時代に見ても**「格好いい」**の一言に尽きます。
■セイコースタイルを完成させた「61GS」の初期モデル■
今回ご紹介するのは、その6145-8000の中でも、セイコースタイルを確立した諏訪精工舎製の通称「61GS」初期モデルです。
このモデルが画期的だったのは、国産初となる『自動巻き10振動』ムーブメントを搭載した点にあります。高振動が生み出す精度の高さは、当時の技術の粋を集めた証です。
■コレクター垂涎、初期モデルならではの特別な意匠■
特に注目すべきは、初期モデルならではの稀少な特徴です。
文字盤の6時位置には、誇らしげに**「GRAND SEIKO」表記**が刻まれ、自動巻きローターにも同様の「GRAND SEIKO」の刻印が見られます。これらは、後期モデルで「Hi BEAT 36000」や「SEIKO」へと変更されるため、この初期のディテールこそがコレクターにとって大きな魅力となっています。
■短期間しか製造されなかったため、現存数も非常に少ないこの初期モデル。■
「ぶれないデザイン」と称されるその普遍的な美しさに加え、歴史的価値と稀少性が加わることで、6145-8000は単なる「格好いい時計」以上の存在となっています。
もし、あなたが時計選びに迷ったら、ぜひ一度、この「鉄板」でありながら「珍しい」とも言える初期モデルの魅力を感じてみてください。
きっと、その揺るぎない存在感と、細部に宿る歴史に心を奪われるはずです。
コンディション：Aランク
ケースのベゼル12時方向に傷がありますが、その他に目立つような大きな傷はありません。ダイヤルも特に目立つダメージはなく、良いコンディションを維持しています。
機械はオーバーホール済みで、ローター・リューズの巻き上げ感も非常に軽快です。
【保障について】
3ヵ月の動作保証をお付け致します。 動作を保証をするものであって精度を保証するものではありません。 防水性能に関する保証も一切出来ません。 通常に正しくご使用されている中で起こった自然故障を無料で修理対応致します。
【精度誤差ついて】
機械式時計は年式、スペック、これまで使用の状態、頻度、環境、整備内容等様々な条件で個々に状態は異なります。 よってクオーツ時計のような精度をお求めの方にはお勧めする事はできません。
■ 色に関しましては現物に近い撮影をしておりますが撮影状況や、お客様のお使いの環境により変わります。
■ 取り扱っております商品は全て本物となります。偽物（コピー）なら全額保証致します。
■ お客様の都合による返品は受付けておりません。良く詳細をお読ください。
「この古い時計、どこに持っていけばいいんだろう？」そんな時は、迷わず京都屋へお越しください。
解体直前の家から救い出されたグランドセイコー≪6145-8000≫！
この時計は、実は解体直前の古い家のタンスの奥深くで、ひっそりと時が止まっていました。まさに忘れ去られようとしていたその時、弊社の担当者が奇跡的に発見し、まさに救い出されたのです。
長年の眠りから覚め、再び時を刻み始めた姿は、まるで新しい命を吹き込まれたかのようです。
人の手に渡り、長い年月を刻んできた時計には、一つ一つに物語があります。
しかし、この6145-8000ほど劇的なストーリーを秘めた時計は、そう多くはありません。
もし、あの時見つけ出されていなければ、この素晴らしい逸品は永遠に失われていたかもしれません。
京都屋では、ただ時計を販売するだけでなく、その背景にある物語も大切にしています。
この「奇跡のグランドセイコー」が、また新たなオーナーのもとで、どんな時間を刻んでいくのか。
私たちも楽しみにしています。
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