IWC オールドインター Ref.817A Cal.8541
1969年製 IWC 自動巻きモデル Ref.817A が入荷しました。同年代のIWCの中でも珍しい 36mm径のラージケース と、裏蓋がスクリューバック仕様になった貴重な一本です。リューズは純正で、魚マーク入り。ディテールへのこだわりが随所に感じられます。
文字盤はサンレイ仕上げが施されたシルバーダイヤル。角度によって上品な輝きを放ち、12時位置にはアップライトの「IWC」ロゴと筆記体の「International Watch Co.」が併記され、ヴィンテージならではのクラシカルな雰囲気を漂わせています。
ムーブメントには ペラトン式自動巻 Cal.8541 を搭載。薄型化と実用性を兼ね備え、日付早送り機能や手巻きも可能な完成度の高いキャリバーです。ヨットクラブと同じ機構を持ち、IWCらしい堅牢さと使いやすさを兼ね備えています。
希少性の高いサイズ感とディテール、美しい文字盤を備えた、コレクションにも日常使いにも最適なヴィンテージIWCです。
コンディション：Aランク
未研磨のオリジナルフォルムを保ち、エッジも鮮明に残る極上のコンディションです。ダイヤルは目立つダメージもなく、美しい状態を維持しています。
革バンドは新品に交換済み。
ムーブメントはオーバーホールを終えており、ローターやリューズの巻き上げも非常に軽快です。
付属の保証書はシリアルナンバーと機械番号が一致しております。
ただし、当時は手書き記載だったためか、型番のみ誤って記載されています。ヴィンテージならではの時代背景を感じさせる一枚です。
■ 操作方法
手巻き：リューズ通常位置で上方向へ回転
時刻合わせ：リューズを引き、上方向回転（秒針は停止）
日付早送り：リューズを引き、針を「23:45～24:00」で往復
24時まで進め、日付が変わるか確認（変われば夜、変わらなければ昼）
日付が変わったら23:45まで戻す
再び24時まで進め、日付を1日進める
→ この操作を繰り返すと日付を早送りできます。
※ムーブメント保護のため、ゆっくり操作してください。
【保障について】
ヵ月の動作保証をお付け致します。 動作を保証をするものであって精度を保証するものではありません。 防水性能に関する保証も一切出来ません。 通常に正しくご使用されている中で起こった自然故障を無料で修理対応致します。
【精度誤差ついて】
機械式時計は年式、スペック、これまで使用の状態、頻度、環境、整備内容等様々な条件で個々に状態は異なります。 よってクオーツ時計のような精度をお求めの方にはお勧めする事はできません。
■ 色に関しましては現物に近い撮影をしておりますが撮影状況や、お客様のお使いの環境により変わります。
■ 取り扱っております商品は全て本物となります。偽物（コピー）なら全額保証致します。
■ お客様の都合による返品は受付けておりません。良く詳細をお読ください。
エッジがバキバキに立ってて、時代より俺の方が削られそう。
ヴィンテージウォッチの付属品は宝物。
ヴィンテージウォッチにおいて、付属品はもはや時計本体と同じくらいの価値を持つ。特に保証書。あれがあるかないかで、評価は天と地ほど違う。
ところが、手書き時代の保証書には落とし穴がある。
たまにあるん、「記載ミス」。
せっかく完璧なセットなのに、それひとつで台無し！
あのときの担当者、今どこにいるんだ…？
出てこい、馬鹿野郎！（笑）
こっちは60年後に泣いてんだぞ。
大手ブランド買取専門店ではヴィンテージウォッチが安くなる理由。
「ブランド買取専門店＝高く買ってくれる」と思われがちですが、ヴィンテージウォッチに関しては話がまったく違います。1.システム査定では“味”が伝わらない
大手は数をさばくために、査定をマニュアル化しています。
型番と状態を入力すれば、AIやデータベースが自動で金額を出す。
でもヴィンテージは、一本一本が個性の塊。
「雰囲気」や「エイジングの美しさ」なんて、数字では測れません。
2.担当者が“時計好き”ではない
ブランドバッグやジュエリーがメインの店舗では、時計担当の知識が浅いことも多い。
たとえば針の形状、夜光の焼け、リダンかどうか、そうした微妙な差に気づけない。
結果、「古い＝安い」と判断されがちです。
3.再販ルートが限定されている
大手チェーンは基本的に「新品に近い状態」でしか売れない市場を使います。
だから、味のあるヴィンテージは苦手分野。
海外のコレクター市場や、国内のマニア層に直接売れるルートを持っていないため、「在庫リスク」を見込んで安く買うのです。
